太平洋フェリー“きそ” + シルバーフェリー航海記(その3)
太平洋フェリー“きそ”を下船後、苫小牧駅には12時前到着、
予約していたホテルに向かいます。
というのも、折り返し苫小牧港発八戸行のシルバーフェリーの出港時刻は
深夜24時で今から12時間もあります。
そこでホテルに荷物等を預け市内観光そしてホテルでゆっくりと温泉と夕食を楽しんでから
フェリー乗り場にタクシーで向かうことにしたのでした。
人影少なく寂しい感じの苫小牧駅前と内部です(写真上)
22:00 ホテルチェックアウトしタクシーで再びフェリーターミナルへ
23:00から乗船開始です。
キャビンは特等です!
テーブルと冷蔵庫
アメニティも一通り揃っています。
浴衣もあります。 ベッドには消毒済みの案内が置かれています。
既にホテルで温泉に浸かり、豪華な夕食も頂いていますので本船では寝るだけです。
明朝は07:00入港ですから早く起きないと、では皆さん“おやすみなさい”
第4日目 :八戸 07:00 入港 下船
今朝も河童を歓迎してか穏やかな海でした
八戸港・入港、接岸です
ターミナルからバスで本八戸駅に向かいます。
今度は本八戸駅から鮫駅に、そしてワンコインバス、ウミネコ号に乗って
蕪嶋海浜公園に向かいます。
ここは、あのウミネコの繁殖地で有名な蕪島(かぶしま)そして蕪島神社参拝に行きました。
この季節、丁度産卵期で、足元でもギャー、ギャーと本当にうるさいのですが
なぜか幸せな気持ちになります。
この神社は商売繁盛の守り神で「蕪(かぶ)」と「株」が同じ読みであることから、
「かぶ」が上がるご利益があるといわれているからです。
とにかく参拝です。もちろん御朱印も頂きました。
さて、旅もほぼ終わりが近づいてきましたが、皆さん、
鮫駅に行く八戸線ですが単線で、電車の本数が少ないのでご留意くださいね。
鮫駅と本八戸間のJR時刻表で調べると、8時台、9時台は1時間に1本、10時台はゼロ、
11時台に2本、そして12時台に1本しかありません。
私も、駅で長く待たされました。
しかも電車の乗り降りも要注意です。
① 本八戸駅では自動ですべてのドアが今はコロナ禍なので開閉します。
② 鮫駅では2両連結の一番目の運転手に近いドアーからしか降車できません。
ドアの前で待っていても、ボタンを押しても開かないので焦っていると
スピーカーから一番先頭のドアからの降車を案内されました。
本八戸乗車時に“今はコロナ禍なので自動開閉します”というポスターが張られていたので、
先ずは何もせずにドアの前で待っていたのですが、それは本八戸のような
大きな駅だけの話みたいです。
そして、今度は本八戸に戻る時のことです
③ 蕪島から海沿いに歩いて観光し一つ手前の白銀駅から本八戸に戻ろうとしたのですが
駅にたどり着くのがむつかしいのです。
「ええ、こんな狭い道を右折して侵入していくの?」本当です。
④ しかも無人駅です。ここでは最後尾のドアーから乗車して、バスのように乗車券を抜き取ります。
⑤ 本八戸駅ではすべて自動開閉して、改札口で精算します。
“郷に入っては郷にしたがえ”と言いますが、さすがに混乱しました.。電車に乗るだけなのに大変。
本八戸駅から、八戸駅へ、新幹線に乗り換えて新青森駅、そこで再度在来線に乗り換え青森駅へ
青森到着。
まずはホテルにチェックインです。
そして海の神、航海安全の神として知られる善知鳥神社参拝です。
第5日目:青森空港から帰途につきます
12時ホテルチェックアウト 青森駅前からバスで」空港へ向かいます。
写真の矢印は積雪時の道路案内指標です
空港に到着。
今回の合計47時間の乗船のおかげで、海、船、海神の力を一杯頂くことが出来て河童は、
何とかクルーズ再開まで行き流れ得ることが出来そうです。